定年まで働きたいなら転職もアリ

IT業界の仕事は若い内しかできないと言う人もいます。一部では、エンジニアやプログラマー35歳定年説と言うものまで、まことしやかに囁かれています。確かに現場で作業を担当するエンジニアやプログラマーなら、年齢が上がるにつれて仕事はやりにくくなってしまうかもしれません。何しろ頭もフルに使いますし、デスクワークだと言っても相当に体力も消耗します。勉強をしているのと同じで、長時間集中をして同じ姿勢で作業をし続けると言うのは、体力的にとても疲れることなのです。年齢が上がると、体にガタがきて効率が落ちてしまう事は十分考えられます。

若者に追い抜かれていく事も多いでしょう。そうした理由もあって、ある程度年齢が上がれば転職をする人も多いです。幸いにもIT業界には、年齢が上がってもこなしていける仕事が多く用意されています。経験を活かしてコンサルタントに転身するのも良いでしょう。管理職ルートに入って現場から離れると言うのも1つの手です。最前線で若者と競争をする必要がなくなれば、きちんとその企業の定める定年まで働き続けられるでしょう。

プロスポーツなどと同じで、現場では実力が採用されています。体力も気力もある若者と勝負をするのは難しくなるので、IT業界を見渡して、年齢に合わせてベストな企業に移動をすると言うのがセオリーになりつつあります。IT業界では転職をする事があまり珍しくないので、転職を重ねるリスクは気にするレベルではないと言えるでしょう。